認知症の発症に歯周病が関与
九州大学歯学部の研究チームが、認知症の発症に歯周病が深く関与していることを発表したという報道がありました。歯周病菌が歯周ポケットを通じて血管内に侵入することによって、アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドベータなどの脳内への到達を助長してしまうことを、マウスを使った実験で証明したわけです。ということは逆に、歯周病の治療や予防によって認知症の発症や進行を遅らせることが期待できることになりますね。先週放送のTV番組でも早速取り上げられていました。口腔内のケアってやはり大切です。 院長
2020年10月18日 10:45