COVID-19考
今回の新型コロナウイルスにWHOが命名した “COVID-19” とはCO → CORONA(コロナ)
VI → VIRUS(ウイルス)
D → DISEASE(疾患)
19 → 2019年に報告
これらを合わせて COVID-19 と命名したものです。10年後、20年後には懐かしい言葉になっているかもしれません。
さて、病原体感染の原則に“強毒菌は蔓延せず弱毒菌は蔓延する”とありますが、COVID-19は弱毒性ゆえアッという間に世界中に蔓延ました。一方、死亡率の高いエボラ出血熱は感染するとすぐ劇症化し宿主とともに死滅するため結果的に拡散しません。弱毒性ウイルスのCOVID-19は健康な肉体では感染しても発症せず密かに拡散していき、ひとたび免疫力の低い高齢者や基礎疾患のある肉体に感染すると肺炎などの厄介な病気を発症させます。そういう性質からこの2年半の間COVID-19は我々を脅かし恐怖心を煽り多大な出費を強いてきたわけです。しかしながらこのCOVID-19も変異に次ぐ変異を繰り返した結果日本国内の感染者はこの1か月で約700万人増の約2千万人(無症状で無検査の人を含めるとさらにそれ以上)に達し、ここに至ってほとんどの人が軽症か無症状で経過する普通の“風邪”のウイルスになってきたような感があります。あとは政府の決断一つ、終息の大号令が必要です。「サヨナラ!COVID-19」と言える日が待ち遠しい・・・・・
院長
2022年09月07日 12:25