玉岡歯科・矯正歯科

厚労省の定める『口腔管理体制強化』『医療安全対策・感染対策』『在宅療養支援歯科診療所』などの施設基準をクリアしています。

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顔認証機能搭載のAI体温測定器を設置しました

顔認証体温計
受付カウンターに顔認証機能搭載のAI体温測定器を設置しました。体に非接触で瞬時に検温します。体温の高い方やマスクをされていない方にはボイスメッセージが出ます。受診時の測定と待合室でのマスク着用にご協力お願いします。
2020年09月07日 12:18

9月号広報みき「微生物と人類の戦い-その5-」

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広報みきに掲載されました。
2020年09月03日 20:40

インフルエンザウイルスと口腔ケア

今年もインフルエンザウイルス感染症が流行する季節がやってきます。特に今シーズンは新型コロナウイルス感染症との同時流行の可能性が懸念されています。インフルエンザは毎年日本国内で人口の8%に当たる約1000万人が感染し、3000人以上が死亡します。また小児も約100人が死亡します。一方、新型コロナの感染者数は9月上旬時点でインフルエンザの100分の1以下、死者数は約3分の1、20歳以下の死亡例はゼロとなっています。この統計結果を見る限り、新型コロナ以上にインフルエンザに対する対策が大切であることがわかります。
以前にも述べたように、インフルエンザの予防にはワクチン接種、うがいと手洗いの徹底、マスクの装着、十分な休養などの他に口腔ケアの励行が非常に重要です。ある歯科大学の微生物学教室の研究では、歯科衛生士による口腔ケアを徹底的に実施した集団は、行わなかった集団に比べてインフルエンザの発症数が約10分の1と大きく抑制できたという結果が出ています。この調査結果の根拠として、ウイルスがヒト細胞へ侵入したり増殖したりする際にそれを手助けするプロテアーゼやN  A抗原という酵素を、実は口腔内の細菌が産生していることが証明されています。こういった事実から、毎日のブラッシングと歯科医院での定期的なクリーニングを励行し、細菌を排除して口腔内を清潔に保っておくことが大切であることがわかりますね。 院長
 
2020年09月03日 20:37

8月号広報みき「微生物と人類の戦い -その4-」

広報みき8月号
8月号広報みきの歯科医師会コラムは、「微生物と人類の戦い ‐その4‐」と題して、新型コロナウイルス肺炎の重症化予防には口腔ケアが重要であるという内容を掲載しました。
2020年08月01日 18:30

2020年の暑中お見舞いハガキ

今年の暑中お見舞いハガキは次のような内容で発送させていただきました。 院長
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暑中お見舞申し上げます
  2020年 盛夏
<歯のはなし>新型コロナウイルス肺炎 と 口腔ケア パンデミック第2波にそなえて ― 
新型コロナウイルス肺炎が重症化する要因として歯周病菌の関与が挙げられています。肺炎の発症は最初ウイルスの感染によって起こりますが、それに引き続いて歯周ポケット内の多量の細菌が血流に乗って肺に達したり、誤嚥によって気道内に入ってしまうことによって2次的に細菌性の肺炎を併発し重篤化してしまうのです。ウイルスは動物細胞の中でしか生存できないので宿主であるヒトの生命を脅かすことまではしませんが、細菌はたとえヒトが死んでも独立して生存できるので遠慮なくヒトの生命を奪います。つまり新型コロナウイルス肺炎は、口腔ケアが不十分でお口の中が不潔な人に重症化のリスクがあるということです。パンデミック第2波の到来に備えご自身での口腔ケアを毎日励行するとともに、歯科医院での定期的なプロケアも継続しましょう。                        
2020年07月30日 22:20

新型コロナウイルスの克服と免疫、そしてワクチン

新型コロナウイルスは人類が初めて接する外敵なので、今のところ我々人類側にウイルスの情報がなく一方的な攻撃にさらされています。これになんとか耐えていけばやがて免疫が我々を守ってくれるはずです。そして一定割合の人が集団免疫を獲得すれば、ウイルスは自然に収束していくことになります。このブログを作成中の7月下旬時点で感染者数の再燃が起こっておりマスコミが連日騒いでいますが、死者数や重症者数は下げ止まっています。ここは集団免疫獲得の時期と前向きに捉えて耐えるべきでしょう。スペイン風邪やSARS,MARSはどれも広範囲に感染拡大した後に収束を見ましたが、これは多くの人が一度これらのウイルスに感染し集団免疫を持ったからなのです。
最近になって新型コロナウイルスは弱毒性なので自然免疫で治癒してしまう割合が多いため抗体を産生する獲得免疫の出番がなく、よって集団免疫もないとする説も出ていますが、それはそれで人類側にとって受け入れることができる説です。
人類がウイルスを克服するための免疫を獲得する手段は2つあります。その一つは実際に感染し免疫を獲得することで、もう一つはワクチンを接種することです。どちらも感染することは同じですが、ワクチンはわざと感染する行為ということです。ワクチンの歴史は、18世紀末に英国のジェンナーが牛痘の膿を人間に応用し二度と天然痘に感染しない事実を証明したことに始まります。その後パスツールが、培養した病原体を弱毒化し接種する応用の道を開きさまざまなワクチン開発につながっていきます。先日英国のメーカーが開発中の新型コロナワクチンが今秋にも実用化されるというニュースが届き、また日本を含む諸外国でも開発が進んでいます。人類の英知に期待し、希望を持ってがんばりましょう。 院長
 
2020年07月24日 21:15

新型コロナは本当に怖いのか?

新型コロナウイルスによる国内の死者数は5月以降ずいぶん下げ止まっていますが、それでも先日1000人に達したそうです(クルーズ船を含めれば)。感染者数は約2万8000人となっています。毎日マスコミが報道する新規陽性者数も増える一方ですが、軽症者や無症状者は実際には約2週間でどんどん治癒していくわけですので当然その数を減じていくべきですが、今の報道態勢ではそうなっていません。あたかも国民の周囲にどんどん感染者が増えて危機が増していくばかりといった印象を与えてしまっています。そして以前にも記述したように、昨シーズン(2019年~2020年)日本国内でインフルエンザで亡くなった方は約3300人と現在までのコロナの3倍以上、感染者は日本の人口の8%に相当する約1000万人でした。新型コロナの感染力から考えると検査数が増えれば増えるほど陽性者数が増加していくのは当然で、実際にはインフルに匹敵するような無数の不顕性感染者(無症状の感染者)やすでに治癒した人たちが潜在しているものと思われます。こういったことを考えると、連日の感染者数の報道はあまり意味のあるものには思えません。
また、これまでの統計では30歳未満での国内の死者はわずか1人で、しかもその方は重度の糖尿病で毎日インスリンの自己注射をされておりハイリスクでした。そしてほとんど報道されませんが、実は国内でインフルエンザで毎年百人前後の小児が死亡しているのです。感染例が異常に多い諸外国の報道に不安を持たれる方もおられますが、諸外国と日本の違いは過去のブログに掲載したとおりです。
しかしながら新型コロナは高齢者がひとたび感染すると急速に重症化するという側面もあり、決して侮れないウイルスです。経済活動の停止、外出自粛、旅行の制限、児童・生徒・学生の学業停止、医療現場の犠牲、莫大な税金投入などの多大な犠牲に対する功罪を含め、新型コロナが本当に怖いのかどうか、検証が待たれます。
私たち歯科医が懸念すべきは一旦感染した場合の重症化対策ということですが、これも以前に記述したように口腔のケアが重要ということがわかっています。ワクチン開発が待たれる中、皆さんには口腔ケアをしっかり励行していただくようお願いします。 院長
2020年07月19日 13:05

シネマの街角から

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先日、亡父のサイレント映画フィルムコレクションを神戸映画資料館に寄贈しました。これは安井館長が7/11神戸新聞に寄稿された記事です。(院長)
2020年07月11日 20:55

7月号広報みき 「微生物と人類の戦い -その3-」

7月号
広報みき7月号の歯科医師会コラムは、日本でコロナ感染症が抑制できた要因の一つに優れた皆保険制度の存在があることが掲載されました。
2020年07月01日 18:36

ウイルスはヒトを殺さない。ヒトを死に追いやるのは・・・細菌なのです

皆さんご存知のように、ウイルスは動物細胞の中でしか生存し増殖することができません。なのでウイルスは宿主(ヒト)を痛めつけはしますが、決して殺しはしません。なぜならヒトの死は自分たちにとって非常に不利な出来事で生存にかかわることだからです。我々人間を生かさず殺さず、したたかに体内で生き延びていこうとするのです。一方で、細菌はたとえ宿主(ヒト)が死んでも独立して生存できるので、平気でヒトを殺します。以前のブログでも述べたように新型コロナウイルス肺炎が重篤化し死に至ってしまうのは、結局のところウイルスと細菌の混合感染が生じることによるものであり、そこに歯周病菌が大きく関与していることがわかってきています。口腔ケアを怠っている人、歯みがきが上手にできていない人、歯周病のある人は歯周ポケット内に多量の細菌が繁殖しており、それらが歯肉の毛細血管に入り血流に乗って容易に肺に到達します。また誤嚥によって口腔内から直接肺に到達します。今秋にも新型コロナウイルス感染症の第2波が懸念されますが、重症化予防のためには歯科での口腔ケアが非常に重要であることをぜひ知っておいていただきたいと思います。院長

 
2020年06月02日 19:43
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