玉岡歯科・矯正歯科

厚労省の定める『口腔管理体制強化』『医療安全対策・感染対策』『在宅療養支援歯科診療所』などの施設基準をクリアしています。

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神戸発掘映画祭

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10月16日(土)から神戸映画資料館で、“幻の映画フィルム”の発掘映画祭が開催されます。
16日は院長亡父・玉岡忠大のフィルムコレクションの中から、戦時中の三宮闇市風景を撮影した珍しいフィルムなど数点が上映されます。
17日の上映前には院長実姉・作家玉岡かおるによるトークタイムがあります。ご興味のある方はぜひどうぞ。     院長
2021年10月03日 16:14

新作能公演「媽祖」

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玉岡かおる(院長実姉)原作・台本の新作能「媽祖」が来年4月2日に京都観世会館で上演されます。出演は能楽師の片山九郎右衛門さん、狂言師の野村萬斎さん他です。チケットは公演資金を募るクラウドファンディングでのみ入手可能で通常販売は行いません。
「媽祖」は疫病から人々を守る女神です。世の中に明かりを灯しコロナ禍に終止符を。
2021年09月16日 17:36

新刊本「帆神」

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玉岡かおる(院長実姉)の新刊本「帆神」が新潮社から発刊されました。江戸期の海運に革命を起こした快男児の堂々たる軌跡。
2021年09月16日 16:47

コロナ禍による受診控えを控えましょう ー学校健診結果からー

昨年実施された学校健診後の児童・生徒の受診状況について、全国保険医団体連合会から調査結果が報告されました。それによると、一昨年に比べて必要な受診ができていない児童と生徒が歯科・眼科・耳鼻科・内科の全科で増加していることが明らかになりました。未受診率は一昨年に比べて各科で3.1%~7.8%の増加となっています。この原因としては昨春に実施された全国一斉休校のために学校健診が大幅に延期されたことが一因と考えられますが、大きな要因は医療機関の受診による新型コロナ感染への恐れから受診控えする児童・生徒そして保護者が増えたためと考えられます。
受診控え以外の新型コロナによる影響についても、40.3%の学校が「影響があった」と回答しました。具体的には長期休校による運動不足が原因となって肥満の児童・生徒が増加したことや、同じく在宅時間が長くなったことでゲームやスマホ、S   N  Sに費やす時間が増えた結果、視力低下の児童・生徒が増加したことが挙げられています。歯科では要受診と判定された児童生徒のうち62.3%が未受診となっており、先述のとおりコロナ以前より未受診率が増加しています。またコロナウイルス感染拡大防止のために学校給食後の歯みがきの実施ができなくなったり、歯科指導の歯垢染色ができないといった声が養護教員から寄せられるなど、このままでは今後児童・生徒のむし歯や歯周疾患が増加していくことが危惧されます。
周知のとおりウイルス感染と肺炎の防止には歯と口腔を清潔に保つことが重要であり、受診控えはかえって自分の健康を損ねてしまいます。自分の身を守るために受診控えを控えましょう。  院長
 
2021年09月16日 16:24

新たな根管治療の機器を設置

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このたび医療機器メーカー・モリタが新開発した「ルートZX3」を設置しました。
歯の根っこの中の管(根管)の神経(歯髄)や感染している根管を治療する際に、狭窄してしまっている根管や細かく分岐している根管の治療に苦慮することがあります。今回のルートZX3は根管の内部や先端を焼灼して殺菌することによって治癒の精度を高めてくれる次世代型の機器です。今後のさらなる治療の精度向上に貢献できるものと期待しています。 院長

 
2021年08月15日 10:03

ロッテルダム国際映画祭 ~玉岡忠大フィルムコレクション~

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神戸映画資料館に寄贈させていただいた玉岡忠大(院長亡父)フィルムコレクションの中から、これまで現存しないと思われていた「海の宮殿」9.5㎜フィルムが発見され、6月開催のロッテルダム国際映画祭からの要請により出品上映されました。神戸映画資料館の皆さんに貴重なフィルムを発掘していただきました。(8月6日神戸新聞夕刊より)
2021年08月07日 16:33

乳幼児の歯ブラシによるのど突き事故に気を付けましょう

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 今年6月に消費者庁が、過去5年間に起こった歯ブラシによる乳幼児のど突き事故120例の事故情報を報告しています。それによると年齢別では1歳児が48例で最多、次いで2歳児が32件、3歳児が23件と9割弱が3歳児以下となっています。原因としては歯ブラシをくわえたまま歩くなどの転倒が60%と最多で、衝突11%、転落10%などです。治療経過については特に治療を必要としなかった事例と即日治療終了が合計35%でしたが、入院を必要とした事例も22%発生しています。中には頸動脈(けいどうみゃく)の損傷が疑われ気道閉塞の可能性があるためI   C   U(集中治療室)に数日間入院した事例も報告されています。
 このような事故防止のためには保護者がそばで見守り、床にすわらせて歯みがきをさせてください。歯ブラシを口にくわえたまま立ち上がったり歩き回ったりする時に転倒するとケガの原因になります。その際ソファやイス、クッションの上など不安定な場所は避けましょう。またのど突き防止対策を施した子ども用歯ブラシも市販されています。歯みがきの習慣づけのための歯ブラシと保護者が仕上げみがきする歯ブラシを使い分けて、使用後は子どもの手の届かない場所に保管してください。
 むし歯や歯周病の予防に歯みがきは大切な生活習慣であり、もちろん子どもにとっても自分で歯みがきの習慣を覚えたり保護者に仕上げみがきをしてもらうことは大切なことです。しかしこういった歯ブラシによる事故にはくれぐれも気を付けたいものですね。 院長
 
のど突き防止&歯みがき習慣付け用乳幼児歯ブラシ  当院価格1個150円(税込)です
 
2021年08月06日 19:29

アルツハイマー病と歯周病菌の深い関係

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先日アルツハイマー病の治療薬「アデュカヌマブ」をアメリカの製薬会社「バイオジェン」と日本企業の「エーザイ」が共同開発したというニュースが入ってきました。アルツハイマー病の原因はアミロイドβ(ベータ)という異常なたんぱく質が脳細胞に沈着し脳細胞を破壊していくことによって進行していくことが解明されていますが、この新薬はそのアミロイドβの沈着を阻害し神経細胞の破壊を防ぐとされています。日本でも厚労省で承認に向けて診査中ですが、報道によると年間約600万円の高額な費用がかかりそれを生涯投与し続ける必要があるそうです。仮に保険承認されても3割負担の人で年間180万円、つまり月額15万円の支払いを生涯続けていくことになります。どうやらこのままではすべての人が恩恵を受けれそうになく、今後の行方が注目されます。
一方九州大学歯学部の研究チームが、これまで脳内だけで産生されるとされてきたアミロイドβが、実は全身の臓器で作られていることを発見しました。さらに全身の臓器で産生される過程で、歯周病菌であるジンジバリス菌が深く関与していることも発見しました。つまりジンジバリス菌が血流に乗って長期的に体内をめぐり、さまざまな臓器で慢性炎症を引き起こすことによって全身でアミロイドβが産生され、それが脳に運ばれて蓄積していく仕組みを解明したのです。これらの一連の研究成果は国内外から注目されています。
冒頭に挙げた認知症の決定的な治療薬が私たちの間で普及するのはまだ先のことかもしれません。しかし歯周病菌とアルツハイマー病の深い関係性が解明されてきたことを考えると、日常の口腔ケアが非常に大切であることがわかります。新薬の開発と普及をただ待つだけではなく、毎日の丁寧なブラッシングと同時に定期的な歯科医院での口腔ケアを継続し、歯周病とともに認知症の予防にもつなげていただきたいと思います。 院長
 
2021年06月13日 17:37

オリンピック・パラリンピックと歯科

5月上旬の現時点で、新型コロナウイルス感染症の拡散による緊急事態宣言が兵庫県を含む4都府県に発令中です。平和の祭典東京オリンピック・パラリンピックの開催がかなり不透明な状況になってきましたが、7月には状況が好転していることを願います。
閑話休題。スポーツアスリートの育成と歯科には密接な関係があるのをご存じでしょうか。日本では1988年のソウルオリンピック以降、オリンピック・パラリンピック代表候補選手に対する歯科健診が始まりました。現在候補選手に対するメディカルチェックには、内科、整形外科、そして歯科の3科が義務づけられています。
歯の咬合力(噛む力)と運動能力の関係を調査した結果、咬合力が強くしっかり噛める選手のほうがスポーツ能力テストのあらゆる項目で良い成績であることがわかっています。つまり有望なアスリートを育てるためには歯科医学からのサポートが重要になってくるのです。具体的には、咬合が確立していないジュニアの時代から食育と歯科の連携の中でよく噛んで食べることを教育し、また咬合力トレーニングによって顎骨の発育を促します。ユース時代になればパフォーマンスに悪影響するむし歯や歯周病といった歯科疾患に対する指導や、スポーツ外傷に対するマウスガードの普及啓発が必要です。さらにトップアスリートの段階になれば、健康な歯と咬合による体幹や上下肢など遠隔筋の活性化効果や、パフォーマンス能力向上のためのマウスピースを活用し、最終的にメダル獲得を目指していくという長期的ビジョンに立ったサポートの実行が必要です。
歯科の立場から言えば、世界の強豪アスリートに最後に競り勝つためのカギは健康な歯と顎骨と咬合です。スポーツ観戦の際にこういった視点から観察してみると、意外と面白い発見があるかもしれませんね。 院長
2021年05月02日 14:19

国会で質疑 「歯科ではコロナ感染は発生していない」「コロナ感染予防は口腔ケアが重要」

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3月19日の参議院予算委員会で「国内の歯科で歯科治療を通じてのコロナ感染が1例も発生していないのはなぜ?」との質疑が交わされ、答弁に立った田村厚労大臣が「以前から歯科の感染予防対策は様々な手段が講じられており、高いレベルに保たれているため」という主旨の答弁をしました。また、「コロナ感染症の重症化予防に口腔ケアが重要であるとのデータ報告が世界中から多く出てきているが、見解は?」との質問に、西村コロナ担当大臣が「コロナ感染症はもちろんだが、全身の疾患の予防に口腔ケアが重要であるという認識である」と応じました。
以前から本ブログで述べてきたことが国会で議論され、そして政府が同一の認識を示したことは喜ばしいことです。今後こういった知見が多くの方々に伝わっていくことを願います。 院長
2021年03月28日 10:17
玉岡歯科医院 〒673-0431
兵庫県三木市本町2-6-18
0794-82-9002 [診療時間]
09:00~12:30
14:00~18:30
[休診日]
木・日・祝日、土曜午後

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